左腰部痛・急性腰痛 
【年代・性別】
40代 男性
【主訴】
左腰部痛
【既往歴】
なし
【来院に至った経緯】
仕事が忙しく、睡眠時間4時間~5時間。長時間デスクワーク 打合せで1日12時間ずーと座りっぱなしな日もある。頻繁にゴルフを行い、出張で全国移動する時、飛行機や新幹線をよく使い腰や背部に痛みがあることが多々ありました。
3か月前ぐらいから、腰が抜けるような感じがしていた。よく整体に通うもその時はいいけど改善せず。ゴルフ後、急性腰痛になり、歩くのも大変な状態で知人の紹介で来院されました。
刺すような痛みを感じている。起床時が特につらく、起き上がるのに30分ぐらいかかる日もありました。
【初診の状態】
左腰部起立筋の緊張
左仙腸関節の可動制限
【所見】
頸部:ROMfull。バレ・リュー(-)、マイグネ(-)
腰部:SLR(-)
【体表温度検査】
S2、L5、C1
【視診】
左短下肢
左PSIS上方
仙骨周囲の浮腫
【静的触診】
仙骨から下部腰椎にかけての顕著なスポンジ状の浮腫感
背部から腰部起立筋の緊張強い
腰部の皮膚の熱感ある
【動的触診】
S2、L5、C7、C1
【レントゲン評価】
腰部レントゲン側面像では、L5がD4~5レベルが確認された。
上部腰椎骨棘あり。T12.L5椎体扁平化。L5トロピズムス確認。
【リスティング】
S2P L5PL C1ASR
【来院日】
2024.2/2、2/9、2/15、2/22、2/29、3/5、3/13、3/19、3/25、4/1  計10回
【経過と内容】
急性腰痛のため 本来なら集中して来院して頂きたいところでしたが、仕事が忙しくスケジュール確保が難しく、週1回からスタートすることにした。
初診から1週目(2回目のアジャストメント) ピキッとする痛みが強く、レントゲン確認もできていなかったので、S2PとL5のみ 軽めのP-Aポンピングのみ行う。腰部~仙骨部まで起立筋緊張。起床時起き上がるの全然つらい。
初診から2週目(3回目のアジャストメント)日常生活50%回復。起床時と長時間座っていると、立つとき腰部痛がまだある。日常生活少しずつ動けている。交感神経優位の状態でいたので、副交感神経C1ASRのアジャストを行い始めました。
初診から5週目(5回目のアジャストメント)には、本人の中で腰部は75%回復してきた感覚。起床時の痛みなし。長時間坐位からの立位動作は、まだ疼痛残存。
初診から9週目(10回目のアジャストメント)には、腰の不安もなく、起床時の痛みなく、長時間座っていても、疼痛でない。日常生活も支障ない様子でしたので、今後はゴルフも再開していきながら、メンテナンスに移行しました。
【考察】
今回の腰部痛の方は、腰部前弯減少傾向。トロピズムス。ゴルフ頻度過多。オーバーワークなどの原因で腰椎部での炎症を何度も繰り返していたと推察出来る。
腰部の問題の特徴としては、座った状態から立ち上がる際の痛み、長時間の坐位姿勢での疼痛増悪、歩行や横になることでの疼痛緩和や椎間板膨張による朝の疼痛悪化などがあります。
今回の場合、腰部の問題の特徴によく当てはまりました。
この度の症例では、D4~5レベルの慢性的な状態で腰痛を繰り返す状態があっても、サブラクセーションが改善されたことにより神経の流れを整えて体の情報を脳へ届けてあげることがいかに重要か分かる症例でした。

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